屋久島・縄文杉に出合う旅
新緑が目に鮮やかなこの時期、縄文杉に会いに「屋久島」へ行って来ました。一ヶ月で三十五日雨が降ると言われる屋久島。でも、天気予報は滞在中の三日間はすべて快晴の予報。この上ない天気に恵まれました。羽田から飛行機で鹿児島空港へ向かい、そこからプロペラ機で屋久島空港へ降り立ちました。南の島のなんとも可愛らしい空港です。
今日は「JRホテル屋久島」に泊まって、明日の縄文杉登山に備えます。 空港から路線バスにしばし揺られ、着いた所は岬の突端近くにある、見晴らしの良いホテルです。おじさんの部屋はちょうど海側のオーシャンビューの部屋で、海を見ているだけでも飽きません。また、宿の裏手には「モッチョム岳」を始めとする三岳が良く見えています。
今日は美味しい魚と焼酎の「三岳」を飲んで、明日の登山に備えることにします。そう言えばバスに乗っている途中、面白い停留所がありました。その名も「焼酎川」。 焼酎の本場、鹿児島県らしい名前ですが、川の水を飲んだら、酔っ払ってしまうのでしょうか?
さて、翌朝は4時に起きて出発の準備です。前日に朝食の弁当と、
昼食の弁当二食分を予約しておきましたので、それをフロントで受け取り出発です。 ホテルまでは予約してあるネーチャーガイドの人が、車で迎えに来てくれます。車には今日一緒に歩くお仲間がすでに四人乗っておられ、ガイドさんを含め、七人のパーティとなりました。車中で今日の十時間に及ぶ山歩きの注意事項の説明を受け、登山口に到着です。
朝食の弁当で腹ごしらえし、準備運動をしたら、いざ出発。登山口からしばらくの間はトロッコ軌道の上を歩いて行きます。このトロッコは切り出した屋久杉を港まで運ぶために敷設されたもので、今でも現役だそうです。軌道が無くなるあたりから、本格的な山道になってきます。といっても、予想していたほどの急登ではありませんので、ゆっくりと上ってゆきます。「ウイルソン株」・「大王杉」・「夫婦杉」と巨木の杉に出会いながら歩いて行きます。
混雑する縄文杉付近を避けて、手前で昼食です。たくさん歩いたのでお腹もペコペコ。おにぎりがとても美味しい。ガイドさんがコンロで沸かして入れてくれた熱々のコーヒーも、疲れた体を癒してくれます。程なくして圧倒的な迫力の「縄文杉」に到着します。案の定身動きが取れないほど大勢の人でごった返していました。しばし人が空くのを待って、のんびりと休憩。記念写真をとって、来た道を下山です。途中時間があるので、河原に下りて一休み。十時間あまりの登山もいよいよ終わりです。素敵なガイドさんと、良い仲間に恵まれ、そして天候にも恵まれ、印象深い登山となりました。
ホテルに着いたら、まず温泉です。海の見える露天風呂にゆっくり浸かり、今日一日の疲れを取ります。後は美味しい料理とビールで乾杯。今日も早寝です。健康で山に登れることに感謝です。
さて、今日はいよいよ帰路に着きます。 部屋の窓から見える、朝日に輝く海が印象的です。朝風呂にのんびりと浸かり、朝食もしっかりとすませ、いよいよホテルを後にします。今日は高速船で鹿児島まで向かいます。途中、「トローキの滝」という、川から直接海へ落ち込む滝を見て帰ること
にします。バス停から海側へ少し歩いて行くと展望台があります。これが中々の絶景で、立ち寄ってみるだけの価値は十分にありました。再びバスに揺られて高速船「トッピー」の乗り場のある「宮之浦港」へと向かいます。
高速船は約二時間で鹿児島まで運んでくれる、快適な船の旅です。途中小さな島々があちらこちらに見え、開聞岳や、櫻島も間近に見ることができます。いよいよ屋久島の旅も終わりに近づきました。島旅も中々良いもんだと、あらためて思いました。またいつの日か屋久島に・・・。
<追伸>ホテルのテラスであまり見かけない変わった鳥に出会いました。名前は「イソヒヨドリ」です。屋久島でも色々な鳥に出会うことができましたが、泣き声だけで、中々姿は見ることができませんでした。また、ホテルの従業員の方が書いているブログで最近の屋久島の様子が良くわかりますので、参考にしたらいかがでしょうか。
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