つくばエクスプレスで筑波山へ
秋葉原からちょうど開業1周年の「つくばエクスプレス」で筑波山へ登ることにした。秋葉原から快速に乗ると1時間弱で最寄り駅の「つくば」へ着いてしまう。あっという間だ。今回も乗り放題の便利な切符「筑波山きっぷ」を手に旅に出る。つくばの駅前からシャトルバスに乗り換えて、登山口の「筑波神社」へ向かう。筑波神社本殿は中々立派で、旅の安全を祈願してお参りする。神社を少し登ったところに「ケーブルカー」の駅があり、これを利用すれば10分足らずで山頂駅まで到着する。「筑波山きっぷ」はもちろん乗ることができるが、今回は歩いて登ることにする。
予想以上に急登な登山道を大汗をかいて90分ばかり登るとケーブルの山頂駅がある「御幸ヶ原」に到着する。ここには少しだけだが花も咲いていて、疲れを一瞬忘れさせてくれる。着ているシャツは絞れるほど汗でびしょびしょだ。
ちょっと早めの昼食をとり、最後の一上りして「男体山」山頂に着く。山頂には鉄塔と筑波神社の「奥宮」があるだけで展望はない。登頂記念のお守りを買って、筑波の最高峰「女体山」を目指す。この筑波山一帯は「鉄塔銀座」と言われているだけあって、いたるところに鉄塔が見える。30分程尾根伝いに一上りすると「女体山」の山頂だ。ここにも筑波神社の「奥宮」があるが、山頂は断崖絶壁といった感じでちょっと怖いが、覗いてみると関東平野が一望の下に見渡せる。
ここからバスの乗り場のあるつつじヶ丘までは「ロープウェイ」に乗ればすぐなのだが、ここも歩いて下ることにする。 岩のごろごろした急坂を、途中に「ガマ石」や「夫婦和合の石」など奇岩が見ながら下りて行く。
つつじヶ丘でたっぷりかいた汗を落とそうと「筑波山温泉」の立ち寄り湯に浸かる。 数件の温泉旅館があるが、筑波山きっぷの割引券も使えて、バス乗り場の一番近くにある「筑波山京成ホテル」に立ち寄る。当日は全館貸切となっていたが、快く受け入れてくれた。汗を流して爽快になった所で、筑波山ともお別れだ。早朝の出発とはいえ、つくばエキスプレスができたおかげで、筑波山がより身近になり、日帰りで行くにもちょうど良い時間だ。
ただし、夏の暑い盛りではなく、涼しくなる秋から冬にかけてが登山には最適かもしれない。筑波山は不思議な山で、関東平野の一角に、ここだけポッンと800m級の山が忽然と姿を現している。天気さえ良ければ関東平野のいたる所から見えているはずで、すぐに筑波山と分かる山容である。このような山には山岳信仰がつき物である。またいずれ時期を変えて訪れて見たいものだ。
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